投資入門>株でよく聞く「出来高」とは、どういうこと？

テレビのニュースなどでも、よく株の動きで“出来高”というのを聞きますね。
これは、どういうことでしょうか？
出来高とは、その銘柄の取引数のことです。
出来高が多いということは、それだけ多くの人が、その株を取引している、
という事になります。

出来高が少なければ、人気のない銘柄、という事になるのです。
いわば、出来高は、その株の人気度を示す数字、と言ったところでしょう。

株式市場は、9時に取引が開始されますが、通常、開始からの10分が一番盛り上がります。
その時の出来高の動きで、その日の活気がわかる、と言われています。
実際には最初の5分、あるいは3分で出来高の動きがすぐわかる、とも言われています。
通常、人気があれば、さらに関心が集まるものです。
それと同じ心理が、株の銘柄にも働きます。
人気がなくなれば、投資家はその銘柄を敬遠するようになります。

これが、株式市場に影響を与えます。
株式市場が低迷すれば、取引を行う人が激減し、出来高も減少します。
このように、株式市場の景気は出来高に左右される部分が大きいのです。
最近のチャートは、出来高をグラフ化しているので、
出来高は視覚的に判断しやすいものです。

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